２０１５年全日本電気自動車グランプリシリーズ第１戦に参戦しました

リチウムイオンバッテリーの容量不安を抱えつつ
いよいよレースは明日に迫ってきました～

事前準備としては、、
まずは洗車をしましてゼッケンの貼り付けです

そして一番大事な部分、、それはタイヤ交換です

自分は市販車そのままのノーマル仕様となります
といってもレースを走行しますと、、思いっきりタイヤが減ってしまいます

そこで
昨年の参戦ではリーフの純正タイヤを入手しまして
レース走行用に確保してありますのでこれに交換するワケです

ホイールまでは予算もなくスチールホイールいわゆる鉄チンです
そして空気圧、、やまざき流は前後で高めの２７０ｋＰａです

いままでは
現地で交換したり、１度だけ奮発して積載車を利用していましたが
今年の参戦は前回のブログでコメントした通り、、まずはＴＲＹベースなので、、、
横着をしてしまいました

さて翌朝、、６時に出発します
途中で
リクリンさんと急速充電設備のあるファミリマート＠木更津笹子店で待ち合わせをしてから
袖ヶ浦フォレストレースウェイに向かいます

今回は必要以上に？飛ばして走行しています、、、
それは何故、、、、
アクアラインのうみほたるＳＡに配備されたＱＣを利用してみよう！と思ったからです

残念ながらすでにリーフが２台、、、

そのままいつものの通り、
金田ＩＣで降りてすぐ近くの日産サティオ千葉＠木更津店に向かいます

さすがにレース場へ近づくほど不安になってきます
スポーツ走行会や体験走行会を含めると、、結構なリーフの台数ですからね

意外なことに誰もない！ラッキー！！ということで急速充電を開始しながら
愛妻の手作り弁当で朝食です

さて
ファミリマート＠木更津笹子店でリクリンさんと合流です
ここは房総横断道路沿い近くにあるので
千葉県のゴルフ場に良く通う自分としてはかなり重宝です！

ちなみにここでも他の電気自動車には遭遇しませんでした！？

袖ヶ浦フォレストレースウェイに到着です

まずはピットに入らず大切なこと！普通充電コンセントの確保です！
幸いにして空いている普通充電コンセントから２００Ｖ充電のスタートです

当ブログの有難い読者諸兄にはご存じと思いますが
モータースポーツを楽しむこの場所で
「リーフ初期モデルの充電ケーブル」を悪意をもって盗難されたことがあるのです

充電ポートカバーをセットして荷物を抱えながらピットに移動します

ところで、、充電について補足しますね！
袖ヶ浦フォレストレースウェイでは充電インフラってどうするの？って
気になる方もいると思います

いままでは
普通充電コンセントが３エリアに限定された個数で設置されております
さらにＭＣ後のリーフに付いている普通充電ケーブルに適合したコンセントが
更に限定されておりました

それに加えて主催者であるＪＥＶＲＡさんの方で有償提供の前提で
発電機と急速充電装置を搬入して提供したり
普通充電コンセントを仮設置してくれてました

今回は革新的なコトが、、、
普通充電コンセントが思いっきり増設となりました
更にアース結線処理の関係で充電ケーブルを問わず利用できるようになりました

車検場の壁にずら～と並ぶ屋外型コンセント、、
「オチ」は間隔が短いので、、面白い光景を見ることができました

ということで
これからグランプリシリーズへの参加やスポーツ走行会、体験走行会には
安心できる環境となったわけです

また袖ヶ浦フォレストレースウェイ公式のスポーツ走行会でも同様ですね、、
でも設備利用料についてはレース場にご確認くださいね


さて本文に移りましょう！

エントリー受付、ブリーフィング、車検受付のプロセスを辿り
予選に望みます！

tomo125さん、今回もトモチョコの差し入れに感謝です！

予選は１０時１０分から１５分間となります
予選は決勝の充電を考慮して一般的にタイム計測１周で前後入れて３周弱なのです
予選を終えて１５時４５分スタートまで普通充電で満充電を迎えるワケです

私の予選に対するゴールは目標タイムの勘所の確認です
ここで問題が発生、、なんとラップライムが表示されない、、、、

次の周回でも同じ（汗）
そのうち、、久々のレース走行で楽しくなってしまい、、、かなり走ってしまいました
調子扱いて走りまくりやっとピットにご帰還リーフ、、

予選レースのプチ動画はこちらをクリック

この消費が影響しまして、、、普通充電では全然満充電には及ばない
レースを経験してから初めて割り当てられた急速充電を利用することになりました

ちなみに予選結果はみなさん飛ばしますね～（汗）
自分にとってはスポーツ走行チャンレンジで目指すタイムですよ、、、

ということで決勝のスタートグリッドが決定されます
決勝はすべてのクラスが一緒に走ります

支援の皆様、、スタートグリッドまで遠いですけど手押しよろしくです！


さて決勝までは結構な待ち時間です、、、
今回はスポンサーである日本エレクトライク様が
ＥＶ三輪自動車を展示されています



車検が要らないというシロモノで自動車税も安く、
任意保険も自動車の付帯の二輪自動車レベルで良いそうです

そして電池もリーフと同じリチウムイオンバッテリーを搭載しており
検証では川崎北部から新宿を往復されたそうです

価格もここでは提示しませんが想像よりも格安です！！

荷台部分はかなり柔軟なカスタマイズに対応しており
後部座席仕様のＯＫだそうです！

勿論、すべて国産で品質についてはかなりの自信を持たれています！ ちょい乗りにはとても良いですね！


さて決勝が始まります！
その前に、、スポーツ走行でショッキングな光景が、、、何？何何？

レジェンド、○ク○ンさんの黒いリーフが、、間違いなくリ○リ○さんだよね？
電欠して止まっているじゃないの～

仲間で手押しして充電ポイントまで救出大作戦プログラムが走ります（笑）
というか、、なんで電欠なの～これはぶっちゃけ、覚悟はしているけどかなり不安が走りましたよ～

さて今回のレースの稚拙な戦略は？

リチウムイオンバッテリー９セグメントを考慮して
　　目標タイムは１'４０''８０
　　平均時速はミニマムで８７Ｋｍ
となります

そしてピットとのチェックシートはこちら！！

このシートを元に交信しております！

さ～て皆様のサポートのお陰でスタートグリッドに到着

がんばってきま～す！

ブラックアウトを待ちます！

いよいよスタートです！！

まずはみなさん、、、ペースが遅いお陰もあって
ず～と数珠つなぎ状態でした、、、
第一コーナーから最終コーナーまでとにかく１台抜きたくて
ホームストレートでは見えない挑戦をしておりました

何度かコーナーでチャンスを攻めてもガードされる、、、お～本格レースっぽい（笑）
そんなことをしながらも
トップの金井先生のリーフが見える、、こりゃ楽しいぞ！

ピット交信ではレベルチェックやＥＶＣクラスのＦＴ８６ＥＶの周回チェックなど
しておりましたが、、当然食いついていたので予定よりも消化しております、、

さすがにいくら電欠覚悟にしても消費したリカバリどうすんの！って強く言われまして
１０周を終えた段階で離脱します、、、
この離脱してからホームストレートで頭を半抱えして通過したのが経緯です（笑）

それから６周ほど忍耐でペースダウンしつつ
消費レベルは復帰します

同時にあと３周予測となったので一気にペースを戻します
ゴールとともに電欠のシナリオを満たす環境条件は揃った、、

でも終始、、楽しくて楽しく困った、、コーナーが最高ですよ
さすがに過去６戦走ると勘所分かるしコーナーをノンブレーキで突っ込んで
まわ切りきることが楽しくて、、、
今回もほとんどのコーナーでノーマルタイヤの泣きが半端ではありません

そしていよいよラスト１周というタイミングでホームストレートに戻ってきました！
後ろにはＦＴ８６ＥＶが見えてきました

最後の最後でやばい感覚が起きる
それはチェッカーが振られた、ゴールラインでは抜かれていないので
そのままペースを落とさずに走る抜ければいいのですが、、、

これって結果としてその通りなんだけど
もし間違ったらペナルティ、、、（汗）

このトラブルで最終ラップが1'49"190 、、つまり９秒という大きなロスタイムになってしまった

戻ってきたらチェッカーを振られたました（涙）
今回のレースではそのまま停車するんだけど、、、
私のゴールの直後に後続にいたＴ選手も同じ錯覚に陥ったらしく
窓からもう１周かな～って言われて
まあ分からないけど疑念が残ったらペナルティを考えると終わるの一つと
偉そうに会話しました、、、

それとそれと、、
最後に金井先生のリーフに抜かれたんだけど
これにはびっくり、、まあＦＴ８６ＥＶに抜かれるのはまあ普通に抜かれるんだけど
このときは後ろで認識してから、すぐに半端ないシュンっという音とともに
あっというまでした
あとで見ると最高のラップタイムでした、1'26"351

金井先生のテクニックもすごいけどあのリーフのすごさに
抜かれても嬉しくなります、、、


終わってみればバッテリーパネルは－－－マーク
最後のオチをまた作ってしまったけど最終周のかっとばし、、、
予定通りであれば亀マークあるいはゴールで電欠が見えたので、、、結構満足！！

ドヤ顔で戻ってきた私、、恥ずかしい

応援の皆さんにねぎらいのお言葉！嬉しい！

昨年でレースを卒業宣言してから
スポンサーである日本エレクトライク様
後押ししてくれた藤田さんからのラブコールに感謝申し上げます
成績に問題があるものの自分としては楽しい機会を頂きまして重ねて御礼申し上げます

そしてリーフで知り合ったたくさんのお仲間さんからの声援に
とても感謝申し上げます、とっても嬉しかったです

最後にピットで安全かつレースマネジメントに寄与してくれば細君にも
この場をお借りして「ありがとう」