2014年12月13日土曜日

2014 ALL JAPAN EV-GP SERIES Rd.6 参戦!

11月26日(日曜日)
2014全日本電気自動車グランプリシリーズの最終戦となる第6戦に出場しました!

今回はいきなり多くのEVがエントリーされております!?

日産リーフ、ホンダフィット、三菱i-Miev、テスラ、BMWi3
カスタマイズではFT86EV、スバルViViO、スズキアルト(出走キャンセル)など
多くの車種と台数が登場!

かなりのエントリー数だったので
珍しくレース直前に記念撮影も、、、

まず、そうなると何が心配になるか?

充電が確保できないのではないか、、という事です
これはかなり重要な問題です

仮に限られた普通充電のコンセント、、譲り合いという
綺麗な運用はぶっちゃけ現実的ではないし。。
先に取ったが勝ちなんて不毛なことはしたくない

まず考慮したのがお祭りの出店で活躍している
ポータブルの発電機です!

この調達調査(レンタル)にはかなり苦労しました
100Vの入手ルートは豊富なのですが
200Vとなると、、工事現場にあるような大きな発電機しかない

ポータブル型は購入するとなると、、およそ30万円
買うしかない~と思いながら、、

次に検討というか残された手段は
充電をあきらめて自宅で目一杯入れて車載トレーラーに
乗せて袖ヶ浦フォレストレースウェイに行くことで決定です

日産レンタカーさんに予約でうまく手配できました!
幸いなコトは
・ZESP会員で優待割引で利用できる
・中型免許(限定)で運転できる
ということでした


乗せて行くので前日から準備作業!

レース用のノーマルタイヤに交換やらゼッケン貼り付け
究極は60Kmレースなので
ネガティブにけん引用のフックを初めて取り付け、、、


積載トレーラー、、乗ったこともなければ車両を乗せたこともない

ということで終電で武蔵新城駅に向かいまして
午前1時から借りることにしました

さて深夜にヒトケのない広いところで
説明書を読破しながら色々とリモコンで操作してみます、、、

明け方に自宅の近くの第二京浜(国道1号線)の駐車して
リーフを移動して積載トレーラーに乗せます!

ベルトが4本欲しいところだけど2本しかない、、(汗)
とりあえずベルトを前輪タイヤの乗せて
荷台にフックを掛けてガチャンガチャンって締め付けます

ちなみにこの作業はかなり気分がいい
何が?
なんかパトレーバーの世界(笑)

いよいよ移動となります

首都高速に乗りますが
空のときは快適に運転できるんだけど
いざ乗せたあとは独特な感覚

ジョイントを通る度に浮いて着地したときに
グンっと強いエンジンブレーキのような感じです

アクアラインではまさかの大渋滞、、事故は2か所!

リーフが落っこちないことを祈りながら走行します



さてレース場に到着です!
さすがに素人レーサーの私が車載トレーラーで
本格格に登場するシーンは結構驚かれた方が、、、

なんかレーサーっぽいでしょ!こんなことが大満足

荷降ろし、、


最初のアクシデント、、
ベルトがフロントバンパーにどうしても接触するんだけど
一部、、擦れてしまい下地の黒い部分がポツンと、、(涙)

受付をしませてブリーフィングが終わります
急速充電は16分の割り当て
でも吉報は普通充電コンセントが増設されました

これは藤田さんのスポンサーでもある
EVテクニカさんの岩田社長の嬉しい支援のもとです!

予選を低速1周にするか棄権してピットスタートにするか
迷う必要がなくなりました!
まあ、それでも予選は1周は必須ですけどね、、

予選時間になるといそいそとスタート!
空気圧は高めの27に設定しております
コーナー取りの確認をしつつ走行します

あれっ、、結構流れる、、タイヤの冷えなのか?

ピットに戻りすぐに普通充電です

予選では前後に約0.75周するんでほぼ3周弱走行するので
すでに3セグメントを消費

今回は長い60Kmとなります
タイムは2分30秒というスローなペースで望む予定です
(あり得ないペース、、涙)

いつもやさしい心遣いの差し入れでエネルギーチャージと頭脳の覚醒です!

tomo125さん、ありがとうございます!


さあいよいよ本選のスタートです

コースグリッドまで手押しになるんですけど
あれっあの方がいない

まあ細君にハンドルを任せて単独で押します
嬉しいことに、、観戦の方が声を掛けてくれて手伝ってくれました、感謝!!



さあ!フルノーマルの10セグメントリーフ
最後の挑戦が始まります!

ピットの細君と通信しながらとにかく我慢のレース

しかし皆さん、、なんで?早いペースで展開されています
細君からはとにかく自分の運転に徹して走りなさい!確実な完走でしょ!と
指示を受けます

少しでもロスの回避もあって(いつものことですが、、)
コーナーは基本的にノンブレーキに徹します
でも速度を落とさなくても高めの速度でも曲がれるというリーフですから、、

最後のレースでも大きな計画ミスを自己発見、、、
それからペースをめちゃ上げます

それは何か?
恥ずかしいことに計画の計算ではセグメントを周回数で割り算を
するんですけど、、12で除算すべきところ、、10で除算してしまった

最後になって何をやってんだか、、

タイムを見れば歴然、、
いきなり1分37秒から40秒の範囲で走行
(さすがに30秒狙いまでは消費が怖い)
当然細君からは何考えてんの、、って言われてます
とりあえず説明はアトにして
あたふたと走行、、ペースが上がってのコーナーは
かなり気持ちいい~
突っ込んだ重力を感じつつ走破していき

しばらく周回して元のペースに戻します

後半戦はペースダウンしたEVがかなり見受けられます
ある意味、、とんでもない野望があって
初出場の某メーカーのEVを後半クタクタになったところを
抜こうなんて考えがうまく現実的に、、、

そして今回は抜かれてチェッカーを受ける周回数にミスもなく
気持ち良く完走ゴールです!


この周回数は過去に2回トラブルがあって
細君が一番気を配ってくれたお陰です

藤田さんやスポンサー日本エレクトライク松波社長のお陰で
一生涯でレースなんて無縁のはずでしたが
とっても最高な経験をさせて頂きました

勿論、暖かく応援してくださった皆様にも同じように感謝で一杯です

特に今回は前回の充電ケーブル盗難事件がありましたが
†かず†さんに充電ケーブルをサポートしてもらったことも
深く感謝します!

ちなみにこの充電ケーブル問題では
皆さんからご心配とお見舞いの言葉を多く頂きました

そんななか、、EVテクニカの岩田社長から
充電ケーブルを譲って頂けることになりました
新たな調達ではかなり苦しんでいただけに
すばらしいご厚意を賜りました

第1戦から振り返って見ると
電池容量の面では
12セグメント、11セグメント、10セグメントとなり
不安な点もありました
今回に限らず計算ミスや周回ミスもありましたが
素人ながらにも戦略を想定しつつ、良い夢を見ささせて貰いました

でも欲は怖いものでして、、今度こそ私なりの計算で走破したい気持ちも
あるのも正直なところですが
これで卒業です

よほど嬉しそうに参戦していたのか?
細君には来年も参加費大丈夫だからTRYしてもいいのよ、、
なんて言われてしまいました、、、

ウチウチですが今年のレースでは
細君に最高のサポートをしてくれました
大好きな裕子さん、ありがとう!

ちなみに総合して反省点は
クラス単独のレースであればいままでの展開で良いと信じておりますが
クラス混戦レースでは周回変動を考えると
ハイペースからペースダウン走行が正解だったと思います

第4戦では後半に抜かれた数台のEVから周回を取り戻すシーンも
なんかマネジメントがいいね!って感じで嬉しい思いもあった、、
でも上位クラスからの周回減ではこのタイミングでは失策ということです

それでも60kmを重視したとしても、、2分30秒はやりすぎだったね~

さて結果の方ですが
お陰さまで年間クラス3位となりました!!
まあ全戦出場ということも起因するけど
ここは素直に目一杯喜びたいと思います!万歳!!

ちなみに甘いのは、、年間クラス表彰で期待していたけど
1位のみでした、、、3番目の箱の上に乗り気満々だったんですけど~

さて戦いを終えたリーフを積載トラックに乗せて
帰路に移ります

アクアライン大渋滞、、乗りなれない車なんで
素直に並びましたが
なんとかレンタカー屋さんには1時間遅れで
19時前に到着

気になる満タン返しの燃料ですがそれほど消費しませんでした
しかし、、ちょっとトラブルがありまして、、割り増しとなりました、、

参考までに積載トレーラーを借りるときは
事前に燃料タンクの蓋を開けてオイルレベルの確認が必須です

この手の燃料タンクって乗用車と比べると当然構造が異なりますので
普通に燃料補充ガンを入れると自動停止します

どう考えてもかなり多い燃料推量換算で追加料金が請求されました
(更にレンタカー屋さんの燃料単価はもともと高い設定なんで注意です)

まあそれでもZESP会員の特典で得をしているけどね、、

重ねて皆様の応援に深く感謝します!


最後に
レースではプレスが入っておりまして撮影がされているんだけど、、、
記念で自分の走行写真って配布してほしいな~
(引き伸ばして飾りたい、、Aさん、、、、お願い!)


杉田の「P-baba」で細君にねぎらってもらってま~す
(オススメなお店、神奈川県横浜市磯子区杉田1-12-27)

0 件のコメント:

コメントを投稿