2015年3月12日木曜日

高速道路通行料、、調査協力における軽減措置が発表されましたね

平成26年度補正予算による高速道路の通行料、、無料というキーワードが
かなり賑わせておりました

日産販社の内部情報も一部漏れ聞いた方もいらしたようで
正式なアナウンスにワクワクと待っていた方も多いと思います

ようやく「経済産業省」からプレスリリースされ
事業の受託法人である「次世代自動車振興センター」からもHPを通じて
アナウンスされました、、

蓋を開けてみれば、、肩すかしな気分になった感じもしますね、、、

電気自動車等(EV、PHEV)による高速道路の利用実態を調査することで
高速道路における具体的な充電ニーズを見極めるための事業となります

調査するにあたってユーザに協力してもらうために
調査協力に手を挙げた人には
謝礼として利用された高速道路の通行料に応じて幾らかを
調査期間が終わったあとに支払うということです

そして手を挙げるには資格があって、、
・EV、PHEVの所有者
・充電カードを持っている人(高速道路上の充電を利用しますからね)
・ETCを導入している人
・先着4万名

4月から受付を開始するとのこと、、
でも何故か、、登録にあたり事務手数料を徴収される(笑)

じゃ~いくら謝礼が貰えるのか?

調査期間は平成27年5月から2月まで行いますが
ステップが分かれています、、、

①平成27年5月から8月まで

1回の利用(出発ICから到着ICまで、再流入を除く)で
1000円を超えた通行料金分を謝礼としてプールする

②平成27年9月から12月まで

1回の利用(出発ICから到着ICまで、再流入を除く)で
1000円を超えた通行料金分を謝礼としてプールする

但し2000円を超えた通行料の場合は超えた分の半額をプールする

③平成28年1月から2月まで

調査は継続するけど謝礼は支払われません

でも受付登録のときに詳細を教えてくれると思うけど、、
通常料金?ETC料金?ETC割引?
地方部区間や大都市近郊区間における対象エリア?

まあ、高速道路事業者に対して普通に利用して対価を
払い、その内容であとで謝礼を貰うんだから
ETC扱い(必要に応じて割引適用)の金額に対して
計算されるんでしょうね、、

次に、、いくらでも調査するからたっぷりとプールを
溜められるの?

これは上限がありますね

謝礼の金額が目安となり
1か月に2万円まで、謝礼の対象期間(8か月)で6万円が上限だそうです

勿論、、
予算アリキですので300億円の中で
「充電器設置事業」
「高速道路利用実態調査事業」
を按分して
謝礼金に捻出する予算枠が超えた場合は打ち切り!!


さて私の所感ですが怒っています!!

結果として充電ニーズではなく充電施設の促進と思ってしまいます
本来の目的を満たすためには、、

出発ICと到着ICの記録に加えて
充電インフラの問題で一旦降りて再入場した記録も分析対象にすべきと考えます

また航続距離の問題も同様で再入場して到着ICを記録すべきなのです

実際、中国自動車道の厳しい状況や山陽自動車でも区間距離が微妙にあるところも
あります

また調査期間中にインフラ拡充されたとしても係数として
計算すれば簡単に分析もできます

充電施設の促進利用であれば
「充電器設置事業」予算に組み入ればと思いますね

そのための利用調査?
その前にGISやマーケツールなどを使って最低限のエリア分析を実施して
ミニマムの整備をしてからでよいでしょう!

最後に!
「高速道路利用実態調査事業」なんて要らない、
エコ割引として恒久的な施策としてほんのちょっとだけ割引(数%でもいいな)制度であれば、、

また選択肢としてプチ割引の他にその同じ金額をオフセットカーボンで基金投入もいいな!

4 件のコメント:

  1. 登録時に事務手数料取られるんですね!知らなかったです。。。なんだかなぁ。。。
    やまざきさんもご指摘されてますが、本当に中国道は到達不可能な区間があります。しかも下道に降りてもQCがないという、完全な電欠パターンです。こういったとこをまずは優先して欲しいなぁと思います。。。

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    1. まあ受付開始にはまた状況が変わるかもしれませんね、、
      日産GHQなのか日産販社統括事業会社なのか、、勇み足のリーフレット
      ここまで運用要件に変化があるのも、、
      何かしらの外的環境の変化を疑ってしまいます
      でもポジティブに考えればQCのビジョンリストが増えて
      急速充電装置の設置補助原資による按分変更といったコトであれば幸いです
      中国道、、確かに勝央から七塚原はびっくりですよね~

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  2. 最初にアナウンスされた時は、どのような調査かと思いましたが、別にお金払ってまで調査の必要ないと思います。
    この制度を使う人は、すでに高速で長距離移動経験している人ばかり??

    個人的には、私には非常にグッドタイミングです。。。。。6月に佐賀県まで行く予定でしたので!(^^)!

    せっかくの補助金、誰かが利用するのであれば、遠慮せずに使わせて頂きますが、その分QCに回せば何基増やせるのでしょうか??
    いったい誰が考えてるんですかね・・・・EVに乗ったことのない人間が考えそうです!(^^)!

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    1. 困ったもんです、、有識者兼第一人者として霞が関に説教してあげてください!
      とりあえず申請受付時点での細則が楽しみです、、、

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