2013年10月11日金曜日

僭越ながら急速充電の課金、、、の提言

日産が提供しているZESP会員(1500円/月額)
これによって販社での急速充電を私たちは実質無償によって充電をしております。

インフラがどんどんと充実していくなかで
課金についてそろそろ考える時期と思います。

特に販社では24時間対応も増えている中で
実はZESP会員は営業時間内に限定されており
定休日や営業時間外については暫定措置として
無償扱いとなっております
将来的にはジャパンチャージネットワーク社での
課金の可能性があるかもしれません。

また販社以外の急速充電装置においても
サービスの一環であったり、サービス事業者によって有料のケースがあります

まあ暫定として課金されないのがほとんどではないでしょうか?

こうなると設置された急速充電装置が恒久的に利用できる環境を
考えると、販社側の営業時間外充電もそれなりに
考慮しないと市場のバランスがくずれてくることが
懸念されます。
つまり急速充電インフラの撤退縮小、、、

とはいえ、本音では現状のままであれば
経済メリットをしっかりと受けて嬉しいのですが
充電マナーと同じであまり自分勝手なことも、、、、

とりわけZESP会員は充電メリットだけではなく
他のサービスメニューも含まれており
メーカーとユーザの関係はちょっとバランスが悪い

まあいづれ課金となった場合
問題は「じゃ~いくら払うの?」となるわけですが、、、


すごい誤差があるかもしれないけど超概算で
電卓を叩いて見ると

東京電力 低圧契約(受変電施設のキュービクルを利用しない前提)
・基本料金
 夏季→7410円
 その他の季節→6732円
※力率95%/契約電力499kW

・単価
 夏季→16.5円/kw
 その他の時期→14.99円/kw

これに仮に24Kwの電力を使ったとしましょう
(これは充電ではなく急速充電装置が消費した電力を意味します)

・小計
 夏季→396円
 その他の時期→359円

それで前提として充電した結果で航続距離が
およそ170Kmとしますね

となるとキロ当りの電気代は
 夏季→2.32円/Km
 その他の時期→2.11円/Km

ここでガソリン車の比較をしてみましょう!
燃費15Kmと30Kmでガソリン代を150円/ℓとすると、、

前出の航続距離170Kmに合わせて計算してみると
396円~359円のところ15Km/ℓだと1700円
396円~359円のところ30Km/ℓだと850円

まあ元々ガソリン車とのエネルギーコストは安いのも
メリットなんですけどね

電力会社の基本料金は転嫁していない計算ですけど
まあ1回当り500円(税抜)だと自分は妥協点として嬉しいよね

ちなみに有料化(営業時間外)が進むとL2Hの運用も
あるべき姿に変更ですね、、、
いまは不心得に「公園の水をすくっている」恩恵をしておりますが
仮にあるべき姿、即ち「夜に充電&昼に給電」
これでも充分な経済効果があります

いまは更に大きな経済効果のお陰でかなり設置費用の償却期間が
短縮されそうです!
そういった意味では早めの設置がいいかもしれませんよ

話がそれましたが、、
急速充電インフラ(販社/自治体/民間)が進むなか恒久的に継続できる環境
メーカーとユーザが良いパートナーシップの関係でカーライフを楽しめる環境

私たちオーナーが急速充電の課金について考えることが重要だと思います。

2 件のコメント:

  1. 「定休日や営業時間外については暫定措置として無償扱い」は、カード認証のない充電器は事実上そのようになっているだけですね。日産でカード認証のある充電施設はまだ少ないですからね。カード認証装置は結構お金が掛かるのでしょうね。

    今後EVが本格的に普及すれば、ZESP会員の無料充電サービスも変更を余儀なくされ、値上げや都度課金の必要が出てくるかもしれませんね。

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    1. コメントありがとうございます。
      NEC製の認証装置への投資は日産リースとはいえ確かに影響はありますが
      投資計画としては当初セットを想定していたようですが
      先に急速充電装置の普及を急いだ経緯があります。
      しかしながら急速充電装置側でもPIN番号でテレマティクスという形も
      ありますので規約の見直しが必要ですが装置なしでの実現の
      可能性も否定できません。
      いづれにせよ双方でうまく課金運用を検討してほしいですね

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