2013年1月10日木曜日

電気自動車の充電器、4倍5000基へ 経産省補助

2013/1/6付けの日本経済新聞オンラインからの引用です

電気自動車の充電器、4倍5000基へ 経産省補助
総額500億円、高速道などに設置

びっくりなのは2つあって
一つ目は、、、
「経産省は月内にまとめる今年度補正予算案に補助金額を盛り込む」
マジっすか、、、すごいスピード感ですね

二つ目は、、、
「1基当たりの設置コストが施工費用を含め500万円程度と割高で普及が進んでいないのが現状」
ちょっとちょっと
こんなには掛りませんよ、、
調達仕様から入札選定基準まで経済産業省に提示したい位です、、、
なので500億円規模(予定)なんて要らないよ~

いづれにせよ利便性もそうだけど、、、CHAdeMO(チャデモ)をジャパンスタンダートに!!

あとは結構かかる維持コストですが
経済産業省は明確に説明責任できる計画書を策定しなくてはなりませんね
私は個人的にこっちがとっても興味あります
ある程度はユーザ負担も考えないとね!

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 経済産業省は電気自動車(EV)用の充電設備に総額500億円以上を補助する。高速道路のサービスエリア(SA)や幹線道沿いの商業施設を中心に急速充電器の設置を進め、現在の4倍近い約5千基に増やす。これまで難しかった遠距離の走行を可能にして、EVを世界に先駆けて本格普及させるためのインフラを整える。
 EVの電池は技術革新の途上で、1回の充電で走れる距離は200キロメートル程度。日産自動車や住友商事、JXホールディングスなどが自動車販売店やガソリンスタンドへの設置を急いでいるが、1基当たりの設置コストが施工費用を含め500万円程度と割高で普及が進んでいないのが現状だ。
 経産省は月内にまとめる今年度補正予算案に補助金額を盛り込む。30分程度で充電できる急速充電器を設置する場合、本体価格の5割など一定割合を負担する。これまでもEVや充電器を対象にした補助制度はあったが、補助金の活用が車両の購入に偏っていたため、充電器だけの補助の仕組みを設ける。
 日産などの動きを後押しするほか、高速道路各社が2020年までに約100カ所に充電器を置く計画を早めるよう促す。50キロメートルおきにあるSAなどに整備し、長距離移動がしやすくする。
 新たに4000基程度の早期設置を見込み、20年までに5000基としていた経産省の目標を大幅に前倒しする。家庭向けも導入費が安い普通充電器の設置を支援する。
 国内のEVの累計販売台数は約3万台とみられ、11年度だけで60万台以上を販売したハイブリッド車(HV)に遠く及ばない。急速充電器の普及が進まないことが、消費者がEV購入をためらう要因になっている。
 設置コストの負担が和らぎ、充電器の普及ペースが上がれば、EVを手掛ける自動車メーカーの販売に弾みがつく。EVを巡ってはHVで遅れをとった欧米などが巻き返しを狙って導入を急いでいる。充電器では日本と異なる規格を採用しており、早期の普及で車両や充電器などのコストを下げることができれば、日本メーカーの国際競争力強化にもつながる。

2 件のコメント:

  1. 「設置コストが施工費用を含め500万円程度」はちょっと高過ぎますね。

    日産の新しい急速充電器であれば本体80万円程度。他社の古いタイプは100~200万円でしょうか。

    http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/111130-01-j.html

    工事費は日産の概算を参考にすると、80~300万円程度。

    http://ev.nissan.co.jp/QC/PDF/batterycharger.pdf

    ですので、最大500万円となりますが、平均的には300万円くらいでしょうか。

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    1. 情報ありがとうございます
      まあ企業の利益は当然ですけど
      EV絡みで過度なおいしい公共ビジネスにはしたくないですね、、、
      このインフラ普及の追い風で
      EV200やインフィニティのEV化を
      前倒してほしいですね!

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